犬にとってお散歩は季節を問わず大切ですよね。
しかし夏の犬のお散歩には注意するべきポイントがたくさんあります。
なので今回は、夏のお散歩時の注意点と対策を紹介していきます。

お散歩の注意点
アスファルトの熱さ
アスファルトは日差しで非常に高温になります。これにより肉球の火傷に注意が必要です。
【対策】
・手の甲で数秒さわって熱いと感じたら危険
・芝生や土の道を選ぶ
熱中症
気温が高く日差しが強いと犬も熱中症になってしまいます。
暑さが特に苦手なのは短頭種やシニア犬です。
熱中症の症状:呼吸が荒い、ヨダレが多い、ぐったりしているなど
【対策】
・気温が比較的下がっている、早朝か夕方以降の時間帯を選ぶ(日中は避ける)
・犬用の冷却グッズなどを使用する
・なるべく日陰を歩く
・犬の体を水で濡らしておく
・帰宅したらクールダウンをさせる
・お散歩の前後、途中でこまめに水をあたえる
虫
夏は虫が増えますよね。それに加え、草が伸び放題のところも多いです。
草むらの中などに潜んでいる虫には注意が必要になります。
【対策】
・ノミ、ダニ、フィラリアの予防薬を服用
・動物用の虫除けグッズを使用する
・帰宅後は体をチェックする
・草むらには近づかない
犬種別の注意点
短頭種
フレンチ・ブルドック/パグ/ブルドッグ/シーズー/ペキニーズ/ボストン・テリアなど
- 鼻腔が狭く熱を逃すのが苦手
- 呼吸での体温調節がしにくい
小型犬
チワワ/トイ・プードル/ポメラニアン/ヨークシャ・テリア/マルチーズ/ミニチュア・ダックスフンドなど
- 体が小さく、体温調節能力が低い傾向にある
- 毛が多い子は熱がこもりやすい
大型犬
ゴールデン・レトリーバー/ラブラドール/シベリアン・ハスキー/バーニーズ・マウンテンドッグ/ジャーマン・シェパードなど
- 大きな体は体温がこもりやすい
- ハスキーやバーニーズなどの寒冷地原産の犬は暑さに非常に弱い
毛が厚い・ダブルコートの犬
柴犬/コーギー/シェルティー/ポメラニアン/秋田犬など
- アンダーコートが密着していて熱を溜め込みやすい
- 換毛期をすぎても毛が抜け切っていないと暑さに弱い
シニア犬・子犬・持病のある犬
- 自力での体温調節が難しいため暑さによる影響が強い
- 体力があまりない
まとめ
夏は暑くて危険だからと、お散歩をしないわけにはいきません。
なので夏のお散歩の注意点と対策をもう一度確認し、暑い夏を乗り切りましょう!