わんちゃんを多頭飼いしていてこんなお悩みはありませんか?
あまり仲良くしてくれなかったり取っ組み合いの喧嘩になってしまったり、、
多頭飼いはとても楽しい反面、犬同士の相性などでトラブルも起きやすいです。
しかし犬の本能や社会ルールを理解し、飼い主が正しく介入できれば愛犬同士が仲良く生活することも難しくはありません。
そこで今回は「愛犬同士の親しい関係作りのためにできること」を紹介していきます。

犬社会のルール
犬社会のルールはご存知ですか?
これは犬が他の犬と円滑に関わるための本能的なパターンのことです。
まずは犬社会の基本的なルールを紹介します。
- お尻の匂いを嗅ぎ合うのは、犬にとって名刺交換のようなもの
- 匂いで健康状態、気分などを把握する
- 犬同士で目をそらすのは争う気はないという合図
- 犬同士は優劣を自然に見極めて行動する
- 唸ったりするのは「これ以上は本気で怒る」という警告の合図
犬には犬のルールがあるので頭に入れておきたいところですね。
犬同士の関係性の作り方
犬同士の相性を見極める
【年齢差や性格のバランス】
あまりにも年齢が離れていたり、活発な犬と落ち着いた犬だったりするとストレスになる場合があります。
【性別】
一般的にオスとメスの組み合わせの方がトラブルが少ない傾向にあります。
犬のプライバシーの確保
【ケージやベッドを分ける】
それぞれの犬が安心できる場所を作ります。
強制的に一緒に寝かせたり狭いスペースに入れたりするのは、ケンカになりかねません。
先住犬を優先する
【ご飯もお散歩も先住犬から先に】
先住犬がリーダーだと認識させることが大切です。
【新しく来た犬に構いすぎない】
先住犬が嫉妬して攻撃的になる場合があります。
ご飯の与え方
【隣同士であたえる】
隣同士でご飯を食べることにより、いい経験を共有しているという認識になりやすいです。
それぞれの犬との時間を大切に
【それぞれの犬と個別にふれあう時間を作る】
個別にふれあう時間を作ることで心の安定につながります。
どちらか片方ばかり構ってしまうと、もう片方のストレスが限界になる可能性があります。
ケンカが始まったら冷静に対応
【飼い主は大声を出さない】
飼い主が大声を出したり怒鳴ったりすると、余計にヒートアップしてしまう可能性があります。
【クッションなどで犬同士の視界を遮る】
視界を遮って分けることで物理的にもケンカを止められます。素手などで遮ると噛まれる可能性があるのでクッションや布団などがおすすめです。
飼い主が共通のリーダー
【飼い主が最終的なリーダーであること】
犬同士の順位争いが激しくなる時、共通のリーダーがいないことが原因になります。
飼い主が冷静に公平に指示を出せれば、わんちゃんたちも安心して従うことができます。
まとめ
先住犬を優先することも大切ですが公平に接することも重要です。
これらを考慮して愛犬たちにとってストレスのない生活を目指したいですね。