近年、小説を読んでいる方はあまりいないと耳にします。漫画やアニメ、動画配信サービなど魅力的なものがたくさんありますよね。それに仕事に追われてそれどころではなかったり、わざわざ時間を作ってまで小説を読もうとは思わなかったりする方が多いのではないでしょうか。
私自身、今でこそ100冊を越える小説本を読みましたが小説の魅力に気がついたのは、ここ5、6年になります。それまでは学校の読書の時間などでしか読んだことはなく、自分で購入したこともありませんでした。しかし友人にすすめられた一冊の小説が糸口となったのです。
ですから今回紹介するものが、あなたにとって小説との出会いと愛犬に対する向きあいかたの再認識の場となれれば幸いです。

小説星守る犬 著:原田ハマ 原作:村上たかし
あらすじ:道ばたでないていた子犬の「ぼく」を、みくちゃんって女の子が拾ってくれた。ぼくの新しい生活がはじまった。みんな一緒の楽しいくらしは、ずっと続くと思ってた。でも、家族はだんだん離ればなれになって、ぼくは一人とりのこされたおとうさんと「旅」に出ることになったんだ
ではなぜタイトルにもある通り、愛犬家のみなさまへのおすすめなのか。この本に出会って、私の中で愛犬に対する思いがどう変化したのかをお話ししたいと思います。
かわいい→大切な存在
ずっとかわいいのは当然なのですが、それ以上に大切で愛おしいと思うようになりました。
遊んであげる→遊んでくれている、癒やしてくれている
お散歩やボール投げなど、やってあげないとと無意識に思っていたことに気づかされました。
むしろ愛犬と遊んでいる時間は、ひと時でも仕事の悩みごとから解放されていたのです。
愛犬との時間を増やせるように転職
簡単なことではないけれど、どれだけ心の持ちようが変わっても物理的な時間の捻出も大切だと思いました。ここは思い切りの部分も大きかったです。
自分には仕事や遊びもあるけれど愛犬には自分しかいない
愛犬は自分の意思ではどこにも行けません。その事実を再認識しました。
なので犬連れOKなお店や施設を今まで以上に探すことにしました。
このころ私は仕事で手いっぱいで毎日疲れきっていました。家の中であまり遊んであげられず、気がついたらうたた寝していたりで愛犬の体力についていけていませんでした。今思い返してもとても可哀想で悲しい気持ちになります。
そんな時ふと目についたこの本を購入しました。読んでみたら愛犬への価値観が180度変わったのです。そして愛犬に対する思いが変化したからこそ転職などをヘて、今のこの文章を書くに至ります。
本や小説、映画やドラマ、漫画やアニメなど人それぞれの感じ方や価値観があります。
なのであくまでも参考までに、“星守る犬”を読み始めてみるのはいかがでしょうか。